カチナのお話 第30回 Left Hand

記念すべき第30回は私と同じ左利きのカチナLeft Handです。

このカチナは全ての持ち物が通常とは反対向きに装着されていたため「左利き」と呼ばれるようになりました。
弓を右手に、矢を左手に持っています。
時には左手にラビットスティック(うさぎ狩り用の小型のブーメラン)を持っていることもあります。
二人組が基本で儀式にもペアで現れます。
通常のホピのカチナとはやや趣きが異なるためHualapai族かChemehuevi族がモデルだと考えられています。
よいハンターだと考えられ、かつては狩りのアドバイザーだったと考えられます。

lefthand