電動自転車 ブレーキワイヤー交換

自転車のブレーキワイヤーは毎年交換した方が良いそうです。本当でしょうか?

電動自転車のパナソニックviviのブレーキワイヤーを交換しました。電動自転車のブレーキワイヤーは普通の軽快車(ママチャリ)よりも長いということですので長いものを購入しました。

イワイというメーカーのもので前輪用は通常の長さ、後輪用はロングにしました。インナーとアウターのセットです。その他必要な工具はワイヤーカッターと10mmのレンチです。

まずは前輪からです。

ナットを緩めてワイヤーを外します。ワイヤーの先端のキャップはラジオペンチ等で外します。

ブレーキレバーを握るとワイヤーの終端部分が見えるのでそれを外します。

新品のアウターの長さを合わせてワイヤーカッターで切断します。インナーはまだそのままです。潤滑と防錆用にスプレーを内側に軽く吹いておきました。潤滑の定番のCRC5-56はゴム等を膨張させてしまうので不可です。

取り外しと逆の手順で取り付けます。


アウターの両端に水の浸入防止目的でグリースを軽く塗ってみました。
ブレーキシューとリムの隙間は3mm程度が基準のようです。左右のバランスを見ながらボルトを締めます。最後に長過ぎるインナーワイヤーをカットして付属のキャップをカシメて前輪は終了です。

続いて後輪です。
ワイヤーが纏められているクリップを外します。

ブレーキのナットを緩めてからワイヤーを外します。やり方は前輪と同じです。

後輪のワイヤーはクランクのカバーの中を通っていますが、外さなくても大丈夫でした。
同じ手順で新しいワイヤーを取り付けます。

ブレーキの調整をして終了。

作業時間は前後で1時間かからないぐらいです。特に難しいことはありませんが、ブレーキの調整とナットの締め付けは慎重に行う必要があります。

かかった金額はワイヤー代のみですので¥900程です。ワイヤーカッターはニッパーで代用できそうですが、あった方がよさそうです。