カチナのお話 第9回 Cold Bringing Woman

カチナのお話 第9回
今回も冬シリーズです。
Cold Bringing Woman(寒さを運ぶ女)というカチナがいます。
名前の通りホピの村に冬の寒さを運んでくる冬限定のカチナです。
丁度今頃の儀式で活躍していることでしょう。
冬の寒さは雪をもたらします。雪は春に水へと変わる貴重なものなので
ホピにとって冬の寒さは大切なものなのです。
このカチナの見た目はオーガ系のようでちょっと怖い感じです。

カチナのお話 第8回 Snow

今年は暖冬ですが、冬にちなんでスノーカチナのお話を。
このカチナは冬の間の様々な儀式に登場します。
カチナの山(サンフランシスコピークの近く)の頂上に住んでいると言われていて、付近の山々に雪を降らせます。
雪は春になると融け、川の流れとなりホピの村へ水をもたらします。
春の豊富な水は作物の育成に欠かせないものですのでスノーカチナはとても人気があります。
夏場のNimanの儀式にもそっくりなカチナが登場しますが、
当然のことながら夏場に雪は降りませんのでスノーカチナではありません。
ホワイトガールと呼ばれ、手には収穫したてのトウモロコシを持っています。
しかし、ホピの人でも正しく理解していない人が多く、このカチナをスノーカチナと言う人が多く、ちょっと残念な気分です。

カチナのお話 第7回 Bear

今回はベアーカチナ(熊)です。
ベアーカチナはブラックベアー、ホワイトベアー、ブルーベアー等
様々なカラーのバリエーションが存在します。
カチナのカラーはホピ族にとって重要な5つの色(白、黒、赤、青、黄)が使われれます。
力、勇気、知恵の象徴とされ、癒しの力も持っています。
薬草の知識も持っていると言われバジャーカチナ(アナグマ)の次に強いヒーラーと考えられています。
ベアークラン(熊氏族)のカチナも存在しますが、ベアーカチナとは全くの別物です。
ホピ名はホン(Hon)

カチナのお話 第6回 Ashes

カチナのお話の第6回は灰を意味するアッシュカチナです。

ホピの間ではセージやその煙だけでなく灰も神聖なものとされ、
様々な物を浄化するために使用されてきました。
このカチナも村や人々を浄化するために様々な儀式に現れます。
すべての村に現れるわけではなく、セカンドメサの2つの村にのみ現れるレアなカチナです。

カチナシーズンの到来

いよいよカチナの季節がやって来ます。
カチナは12月の下旬、冬至のころに聖なる山からホピの村へと
次々とやって来ます。
まず最初にカチナのチーフであるSoyal katsinaが一人で現れ
カチナのシーズンが来たことを知らせるために村を練り歩きます。
そしてその後に様々なカチナ達がやって来ます。

12月下旬より様々なカチナの儀式が行われるようになります。

カチナのお話 第5回 Owl

第5回はアウルカチナです。
アウル(Owl)は梟のことです。
このカチナは戦士のカチナのリーダーと言われています。
暗闇の中で狩りをするので狩猟の神と考えられ、
害獣を駆除してくれるので農業の神としても考えられています。
黄色いギョロっとした目と顔の両脇の翼がちょっと怖い感じですがとても偉いカチナです。
グレートホーンドアウル(ミミズク)カチナもいますが、
見た目はほとんど同じなので区別するのは非常に困難です。

owl katsina

カチナのお話 第4回 Eagle

カチナの意味を紹介するこのコーナーは今回が4回目になります。
今回はEagle Kachinaです。イーグルも日本での人気は高い方ですね。
ホピ名はKwahu 力と強さの象徴で天空の支配者と考えられています。
空の上の世界からのメッセンジャーでもあります。
様々な儀式に登場しますが、キヴァダンスに最もよく現れます。
カチナドールでは羽を広げて踊る勇壮なデザインが多いですが、
非常に高度な技術が必要なため、かなり高額になります。