愛知県犬山市の野外民族博物館リトルワールドにて開催中の【世界ふしぎ発見!展】でカチナドールが展示されています。
ココペリ、マッドヘッド、グランドマザー、ヒリリの4体です。
ご興味のある方は是非お立ち寄りください。
日本唯一のカチナドール専門店店長の情報発信
愛知県犬山市の野外民族博物館リトルワールドにて開催中の【世界ふしぎ発見!展】でカチナドールが展示されています。
ココペリ、マッドヘッド、グランドマザー、ヒリリの4体です。
ご興味のある方は是非お立ち寄りください。
今回は病気平癒の力を持つと云われるカチナの紹介です。
アナグマのカチナは最強のヒーラーと云われています。薬草の知識を持ち、病を直す知恵と力を持っています。
熊のカチナはアナグマの次に強い力を持つヒーラーです。薬草類に関する豊富な知識と強い精神力で病を治し、病から守ってくれます。
山の精霊であるアパッチクラウンダンサーは癒しの力を持ち、病を完治させる力を持っています。
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KOKOPELLI Katsina Doll
https://kachina.studio-kokopelli.co.uk/
KATSINA GALLERY
https://katsinagallery.studio-kokopelli.co.uk/
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カラスのカチナ。クロウマザーとの関連性は全くなく、出で立ちもも異なります。
戦士に属するカチナで、主に春の儀式に現れクラウンの無作法な振る舞いを正して観衆にホピの正しい振る舞いを教えることが主な役割です。
ちなみにアメリカのカラスは日本のものよりも小振りで羽は光の角度によって青く光りとても綺麗です。
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カチナの中には他の部族を現すものが多く存在します。他の部族の生命エネルギーや呪術的な力も利用しようということなのでしょう。
このコマンチもそのひとつ。
儀式に於いてはミックスダンスに様々なカチナと共に現れますが、これといった特別な役割は持っていないようです。ホピとは生活圏が離れているので滅多に出会うことはなかったのだと思います。そのため特別な意味を持たせることもなかったのでしょう。
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今回はTurquoise Nose Plugです。ターコイズ色の鼻栓?ということなのでしょうか。この突起は口だと思っていましたがどうなのでしょう。
このカチナはホピやプエブロ系の人とは全く異なる服を着ています。近隣のユマ族がモデルと云われていますがナヴァホやアパッチではないかと考える人もいるようです。一応戦士のカチナですが、儀式での役割はクラウンに近いものになっているようです。戦士の特徴である弓などの武器は携帯していません。
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バッファローダンサーの妻で必ずバッファローダンサーと共に儀式に現れます。
厳密に言えばカチナではなくホピの女性がこの役を演じています。
冬場の儀式にのみ現れ、食料の確保等と祈ります。
セカンドメサには存在しません。
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今回は牛のカチナです。
牛は侵略者であるスペイン人が家畜用としてアメリカ大陸へ持ち込みました。その後先住民も飼育するようになり一般的な動物になりました。
カチナとしてはファーストメサのハノ村に最初に現れたと言われており、その後認知されるようになりました。家畜の個体数の増加を目的とした意味を持つカチナダンサーです。ファーストメサのカチナドール制作者の間では比較的好まれるカチナです。