アライメント調整 z4

初めてのアライメント調整です。足立区の平野タイヤ商会にお願いしました。こちらのアライメントは破格の¥10450ですが、調整項目が少ないというものです。
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予約した時間前に到着。受付を済ませて入庫。ピット内は立ち入り禁止にしているショップは多いですが、こちらは近くで眺めていてもいいそうです。もちろん近くで眺めていました。その方が計測値の報告や設定値の相談などしやすいので作業も捗るのかもしれません。
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作業は1時間で終了。調整内容はフロントのトーイン、リアのキャンバーとトーインの3点になります。フロントはトーの調整をしたことによってキャンバーとキャスターの値が元よりもずれが出てしまいました。この点はちょっと気になってしまいます。
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帰り道、走り出してすぐ感じました。まっすぐ走ります。4輪で路面を捕まえている感じがすごく良くわかります。これはやって正解でした。今回初めてのアライメント調整でしたがそれほど大きな狂いはありませんでしたので頻繁に調整する必要はなさそうです。

ショック&サス交換 フロント編

今回はフロントです。リアの作業はこちらです。

用意するもの

ショックアブソーバー Monroe(G8164/G8163) 2本
サスペンション Vogtland(951076) フロント2本
バンプラバー URO 2個
アッパーマウント SACHS 2個
セルフロックナット M8x1.25 6個

バンプラバーの適合確認を取ったところ重大な事実が発覚しました。私の車はMスポーツサスペンション装着車だそうです。何がどう違うのかよく判りませんが、通常よりも1cm車高が低くちょっと固いらしいです。バンプラバーも通常よりも短いものでした。

既に通常版のつもりでほとんどの部品は購入済みでリアは組んでしまいましたが良かったのでしょうか。いまさらどうにもなりませんが。


必要工具

13mmソケット、18mmソケット、モンキーレンチ等2個
スプリングコンプレッサー、トルクレンチ、(インパクトレンチ)
ジャッキ2台


取り外し

ジャッキで上げタイヤを取り外します。
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スタビライザーリンク(スウェイバーリンク)の上のボルトを外します。マイレ製に交換済みなのでボルトは15mm(純正は16mmだったか?)、裏側には16mmのレンチを噛ませます。スタビライザーを押し下げながらリンクを引き抜きます。
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交換から2年しか経過していませんがグリースが漏れています。あまり質は良くないのでしょうか。マイレは日本での人気は高いですが、品質を疑問視する話も時々聞かれます。
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アッパーマウントのボルト3本を緩めておきます。
ローター裏にあるブラケットの18mmのボルトを外します。インパクトがあればすんなり抜けてくれます。ジャッキでローターを支えておきます。
アッパーマウントのボルトも取り外します。
下側の取り付け部は固着していると思っていましたが、簡単に抜けました。ショックを外すとローターがぐにゃっとなるのでブレーキホースが伸びきらないように固定しておきます。ブレーキホースに負荷がかかると後々厄介なことになります。


分解と組み込み

サスにスプリングコンプレッサーをかけます。¥3500程度のものを購入しましたが、全く問題なく使えました。
サスを圧縮したらアッパーマウントのボルトを外します。本来は供回りしないように六角レンチを使いチマチマとやっていきますが、インパクトで強引に外すことも出来ます。実際にインパクトで外している人の方が多いようです。万が一の為に車から離れた場所での作業をお勧めします。サスが縮みきっていない状態でボルトを緩めるとアッパーマウントが飛びます。
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ボルトを外すとアッパーマウント、ワッシャー、サスを抑えているお皿を外しサスをを取り出せます。バンプラバーはカバーが付いているのでそれほど劣化していませんでした。
新品と比べてみるとやはりMスポーツサスペンション用のもので通常よりも15mm程短いものでした。

サスを比べてみると長さが全く違います。ショックは見た目の違いはなさそうです。ショックのヘタリはリアほどではありませんでした。
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再利用するパッド類を軽く掃除して新しいショックに組み込みます。新しいサスを縮めて正しい位置にセットします。バンプラバー、お皿、ワッシャー、アッパーマウントをセットし、ナットを締めます。この作業の為だけにフレアナットソケットセットを購入しました。これと六角レンチでチマチマと締めます。最後にトルクレンチを使いましたが、非常に作業し辛くきっちり締められたのかは謎です。
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組み付け

ブレーキホースに気を使いながらショックを元の場所にはめ込みます。ブラケットにはシリコングリスを塗っておきました。ショックを組み付けてスタビリンクも元に戻して終了です。
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反対側は要領が解ったので半分程度の時間で終わりました。

合計3時間程度かかっていますが次回は半分程度でできそうです。

技術的にはそれ程ではありませんが、体力はかなり使います。


走ってみた感想は、固い。
かなりしっかりした印象になりましたが、固い。路面のゆがみで跳ねるような感じになることがあります。
車高はフロントは自然な下がり方ですがリアはまだ低すぎる感じです。しばらくすれば馴染むのでしょうか。
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BMW Z4の乗り心地改善計画2

昨年のフロントスタビのリンクとマウント交換から1年以上経過してしまいました。
ようやく再開です。

今回はリアのスタビマウントとリンク、定番のフロントロアアームのブッシュの交換です。
が、今回は店でやってもらいました。そのため作業の写真はありません。

用意したパーツはこれ。
SWAGのスタビリンク、MEYLEのブッシュ、FREYのロアコンアームブッシュ。
ロアコンアーム
ロアコンアーム
スタビリンク


外した物は見た目上はヒビ等見当たらずそれほど劣化しているようには見えませんでしたが、乗り心地は大きく改善されました。接地感が増しハンドルが重くなったような安定感が出ました。リアのスタビは変化が分かりません。

残りはショックとサスペンションのセットです。

BMW Z4 フロントスタビリンク&マウント交換<おすすめ>

乗り心地改善計画の第1弾。
フロントのスタビライザー(スウェイバー)のマウントブッシュとリンク(ペンドラムサポート)を交換しました。
この2つはセットでの交換をお勧めします。セット交換の方が作業効率が上がります。

用意したパーツはどちらもドイツのマイレ(MEYLE)製。評判が分かれるメーカーですが安かったのでこれにしました。

用意する工具は13mmロングソケット、エクステンション、ラチェット、16mmコンビネーションスパナ、16mmソケット、(15mmソケット)。

まずジャッキで上げてタイヤを外します。

スタビリンクの上部のナット(16mm)を緩めます。
ナットを緩めるとボルトが傾いてきますがとりあえず放っておきます。

続いて下部のナットも同様に緩めます。
こちらもボルトが傾いてくるのでこのままではリンクが抜けません。

別のジャッキを使いスタビライザーを支えておきます。

13mmのロングソケットとエクステンションを使いマウントブッシュを外します。
このナットを緩めるとスタビライザーが下がってくるのでジャッキはそれを支える為の物です。

ナットを外したらスタビに掛けていたジャッキをゆっくり下げます。

スタビライザーが解放されるのでリンクも簡単に外せるようになります。

マウントはマイナスドライバーで金具をこじって外し、ブッシュをスタビから外します。
劣化で固くなっているように思っていましたが、思ったよりも柔らかく簡単に取れました。

新品と比較してもかなり柔らかいです。

スタビリンクは予想以上に劣化していました。
ボルト部分はグニャグニャになっており手で簡単で曲げることが出来る状態です。
運転席側はブーツが破れ、中身が出ていました。

38000km程の走行距離ですが交換時期だったようです。

取り付け

リンクを装着し、ゆるみ止めを塗布しナットを締めておきます。
※マイレのナットはまさかの15mmでした。純正は16mmですのでサイズが異なります。
15mmのソケットを持っていませんでしたので手締めで済ませることになりました。

ブッシュの内側にシリコングリースを塗ります。

金具の内側にもシリコングリースを塗ります。

ブッシュをスタビにはめてから金具をはめます。

ジャッキでスタビを持ち上げてマウントブッシュのナットを締めます。
締め付けトルクは21Nmです。

リンクのナットを本締めし(58Nm)終了。
トルクレンチできっちり締めるが最良ですが、15mmのソケットがありませんので手締めで済ませました。

運転席側は下部に何かのセンサーがあり、非常に作業し辛い状態です。

作業時間は3.5時間程。要領を掴むまでは時間がかかりました。
リンクとマウントは同時進行が効率がいいです。

かかった費用ですが、どちらもヨーロッパのからの輸入ですのでかなり安く収まりました。
ブッシュは¥2700、リンクは¥5000です。

交換後の試走。

劇的に変わりました。
フロントの剛性感が上がったような感じです。
スタビライザーが利いているということでしょうか。
轍にハンドルを取られる感じも無くなり、細かい凹凸も吸収しているような感じになりました。
高級車の感覚です。
ただ、前後のバランスは悪くなったように感じます。
フロントは高級車、リアはボロ車、そんな感じです。
リアも近いうちに交換した方が良さそうです。

ここまではっきりと体感できるとは思っていませんでした。

これは交換して損は無いパーツです。
技術的にも難しくはないのでおすすめです。

純正番号
ペンドラムサポート(スタビリンク):31356780847
Sウタビライザーマウントブッシュ:31351094556

2006年型BMW Z4の乗り心地改善計画

タイヤの劣化も相俟って乗り心地がかなり悪くなってきました。
轍にハンドルを取られやすくなりちょっとしたでこぼこにも過敏に反応してしまう感じです。

タイヤは今年で製造から6年になりもうそろそろ交換の時期です。
溝はまだまだありますがかなり固くなっており、細かいひびも見て取れます。

タイヤ以外では足回りのブッシュ類の劣化もありそうです。
走行距離は少ないものの、既に11年が経過しています。
これも地道に交換していった方が良いでしょう。

第1弾はフロントスタビライザーのリンクとマウントブッシュの2点の交換です。
スタビリンクは目視では劣化具合の確認は出来ませんでした。
亀裂や破れは見当たりません。
マウントブッシュは正しい状態がよく判りませんが、下側がつぶれて上側に隙間が出来ています。
弾力が無くなっているということでしょうか。

ひとまずこの2点を交換して様子見とします。

続く。。