Macのキーボードを分解する

突然キーボードが壊れた。全てのキーが反応しないようです。有線のキーボードは既に生産していないので中古で購入。せっかくなので分解してみた。万が一修理できたらスペアとして保管するつもりです。

見た目では開封できそうな手がかりはなし。
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こういったゴム足の裏にネジが隠されていることが多いですがそうでもなさそうです。
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アルミとプラスチックの境目にヘラを捩じ込むことに成功。ここから攻めてみる。
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後ろからなんか出てきた。フィルム状の配線のよう。。
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両面テープで貼り付けられているような手応えなので躊躇せず剥がしてみる。
剥がれた。ファンクションキー周辺は接着されていないのと色々重要そうなものが集まっているので避けた方がよさそうでした。力ずくで剥がすとアルミが曲がるので注意が必要です。
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折れ曲がっちゃった。廃棄前提なので大丈夫。
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外せそうなものはこれだけ。
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断線や半田の浮きなどはなさそうでした。
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これ以上はどうにもならないのでこれで終了。修理はできませんでした。

Affinity DesignerでSVGを書き出すとサイズが大きい問題の解決

affinitydesigner

暴利を貪るAdobe Illustratorの代替として人気のAffinity Designerですが、先日Affinity DesignerでSVGを書き出してウェブサイトに貼り付けたところ何故か画面いっぱいの巨大な画像になってしまいました。Illustratorでは製作時のサイズで書き出せたはずですがAffinity Designerではサイズが引き継がれないようです。書き出しの設定にもサイズ関連は見当たりませんのでAffinity Designerでの対策はできなさそうです。ということで書き出したsvgファイルをいじって問題を解決します。


この画像をsvgで書き出します。
affinitydesigner


画像サイズは100x100pxです。
affinitydesigner


ファイルメニューから書き出しを選択して。。
affinitydesigner


svgを選択して各種設定。文字が入っている場合は「フォントを非依存にする・・・・」をチェック。
affinitydesigner


書き出したものを貼り付けるとこうなります。画面いっぱいです。
affinitydesigner


修正します。書き出したsvgファイルをAtomで開きます。
affinitydesigner


こんな画面です。
affinitydesigner


この画像では3行目にサイズ表記があります。width、height共に「100%」になっているので(上段)これをそれぞれ「100px」に直して(下段)保存します。
affinitydesigner


書き直したものがこちらです。
affinitydesigner


直りました。

Mac mini 2012 upper bay増設

Mac miniのSSD化から1年が経過し、取り外したHDDの使い道を思いつかぬまま現在に至っておりました。外付けでの利用では1TBという中途半端な容量で気が進まないので空いているMac miniの上段に納めてしまうことにしました。ここにタイムマシーンと緊急用の起動ディスクをパーテーションで分けて入れることにします。

上段用増設キットをアマゾンで購入。届いたものはビニール袋に入っているだけの非常に簡素なもの。ゴムパーツはバリが出てそのままでは問題がありそう。プラスチックの工具は整形不良で歪な形になっており使用不可能。肝心のコネクターは押しつぶされて(アマゾンの梱包のせい?)折れ曲がり端が割れていました。。。
mac mini増設キット1

mac mini増設キット
返品して買い直し(交換ではなく返品しか選択肢がありませんでした)。2度目のものは販売業者も異なり価格も安くなっていましたが、箱に入っており帯電防止の袋にしっかりと収まっていました。同じ商品ページからの購入ですが明らかに違うものです。
mac mini増設キット

mac mini増設キット
作業自体はのんびりやって20分もかかりません。取り外すねじの本数も多くはなく簡単にばらせます。昔のパソコンに比べて非常にコンパクトに出来ています。

mac mini増設キット5

mac mini増設キット6

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組み上がったらフォーマットしてタイムマシーンと緊急用の起動ディスクをコピーしておしまい。狭い筐体に2台のストレージが入ったのでCPUの温度が高めのような気がします。ちょっとした作業でも60℃を軽く超えてしまう感じです。次は熱対策に取り組みます。

SANDISK SSD壊れる

ssd sandisk1

昨年8月に購入したsandiskのSSDが僅か1年2ヶ月で壊れました。信じられません。。数年前に購入した台湾メーカーのものはたった2ヶ月で壊れました。そのためやや高価ではありますが、信頼できるsandiskにしたのですがこの有様です。

前日までは何の問題もなく動いていました。翌朝電源を入れると既に死亡していました。まさに突然死です。何の前触れもありませんでした。バックアップをさぼっていたので10日分ほどのデータを無くしてしまいましたが諦めるしか無いようです。

外付けHDDケースに入れて繋げてみましたが、全く認識しません。他のpcに繋いでもだめ。ここまで完全に死んでしまうとどうすることもできません。時間の無駄なのでサポートに連絡を入れて保証対応してもらうことにしました。3年保証が付いているので無償交換になります。

sandiskのサポートにメールを送ると1日も経たずに返信がありました。状況を説明し、返品交換の手続きに入ります。返送時の送料がこちら持ちというのが若干引っかかりますが、返送品を受け取るとその日のうちに代替品を発送してくれました。対応としてはかなり手際がよく良い印象でした。

壊れたものは中国製、代替品はマレーシア製でした。購入時中国製という点が気がかりでしたが不安が的中した感じです。マレーシアやタイはHDDの生産ではまともな印象を持っているので今回は大丈夫だろうと思います。

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Thunderbirdでゴミ箱が消えたら

Thunderbirdのメールボックスからゴミ箱が消えていました。原因不明。メールの削除もできず困るので調べてみました。

回復法はとても簡単。アカウント名を右クリックし、新規フォルダを作ります。名前は[trash]にします。Thunderbirdを再起動すると名前が[ゴミ箱]に変わり、アイコンもゴミ箱になっています。とても簡単でした。

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webサイトの爆速化

webサイトを長年運営していると表示速度の低下に直面します。KOKOPELLI for Smudgingも10年が経過し、その遅さ(重さ)が気になっていました。サイトのデザインを一新したついでにスピード対策もしてみました。
※ブログでの公開を念頭に置いて作業したわけではないのでスクリーンショットはありません。ほぼ文章のみになります。

PageSpeed Insights

まずはGoogleのPageSpeed Insightsで現在の表示速度を計測してみます。トップページ77ホワイトセージのページ72とあまり良い数値ではありません。体感上もかなり遅い印象です。
「修正が必要」の項目ではサーバーの応答時間を改善しろ、「修正を考慮」では画像の最適化やCSSやらの縮小といったことが表示されています。

画像の最適化

手始めに画像の最適化を行います。最適化とは画像に含まれる余計な情報(データ)を削除してファイルサイズを縮小することなのですが、既に最適化は行っているので確認程度の作業です。ImageOptimやExifPurgeといったフリーウェアのソフトを使っています。compressor.ioというサイトでも同様のことができます。

CSSとJavaScriptの縮小

これは改行や余計なスペース、注釈などを削除してファイルを軽量化させるというものです。この作業でファイルサイズは半分程度まで縮小できます。また、使っていないCSSなどもついでに削除しておくとさらに縮小できます。CSS Compressorというサイトで縮小させることができますが、オリジナルのファイルはどこかに保存しておかないと手直し等の作業が事実上できなくなりますので注意しましょう。コンピューターにとっては改行や余計なスペースはゴミデータでしょうが、人間にとっては視覚的に必要なデータになります。

CSSとJavaScriptの読み込みタイミング

まずCSSは<HEAD>タグ内の一番上に置くのがいいそうですので移動させます。また、@importで読み込ませている場合は読み込みが遅くなるらしいので直接読み込むように記述を書き換えます。JavaScriptは</BODY>タグの直前でいいそうです。通常は<HEAD>タグ内にあるので</BODY>タグの直前へ移動させます。

ここまでで結構な労力を使いましたが、サイトの表示速度はトップページ80、ホワイトセージのページ75と若干の向上に留まりました。この後CSSのファイル数を減らしてみたり複数の画像をひとつに纏めて読み込み回数を減らすCSS Spriteを試しましたが、これ以上の速度向上は望めませんでした。。
pagespeed insights

データベースのバージョンアップ

万策尽きたかと思いましたが突然閃きました。データベースのバージョンっていくつだろう。。確認してみるとバージョンは5でした。契約しているサーバーでの最新は5.6です。もしかしてと思いデータベースのバージョンアップを試みました。使用中のデータベースをエクスポート。新規にデータベース作成。エクスポートしたデータをインポート。configファイルを書き換え。これで完了。
体感上かなりサクサクになりました。速度を計測してみるとトップページ91、ホワイトセージのページ93と予想を超えた爆速化に成功しました。古いバージョンのデータベースで運用している方はまずここから手を付けてみましょう。

pagespeed insights
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Mac Mini 2012 SSD導入

Mac Mini購入から1年が経過し、予定通りSSDの導入に踏み切りました。
当初インテルの評判がすこぶる良かったのですが、サンディスク派の私はサンディスクのSDSSDHII-480G-J25Cを購入しました。
現在のディスクの使用量が200GB以下だったので480GBもいらないと思いましたが念のため容量の大きい480GBにしました。

交換法は細かく説明しているサイトが山ほどあるので割愛します。
このSSDは厚さ7mmですが、そのまま装着するとスカスカになりネジ穴がずれてしまうので付属のスペーサーを貼付けてから取り付けた方が良いようです。(画像なしでは意味が解らないと思いますが、やってみれば解ります)
取り付け後、CPUの温度が90℃に上昇したので再度蓋を開けて確認したところ、ファンのコネクターが外れていました。取り付けは慎重に。。

取り付け後の感想ですが、体感速度は劇的に上がります。起動時間は僅か10秒足らず。
システム終了もスパッと終わります。
重たいPhotoshopやIllustratorもさくっと立ち上がります。時間的には半分以下です。
動作音はもちろんしません。
CPUの温度が若干高めのような気がしますが気のせいでしょうか?

2010hdd
Mac Mini 2010のHDDの速度
遅いです。

2012hdd
Mac Mini 2012のHDDの速度(購入時測定)

2012-2015hdd
Mac Mini 2012のHDDの速度(最近測定)
1年程度使用していますが、既に10%近く遅くなっています。

2012-2015ssd
Mac Mini 2012 SSDの速度
読み込みは約6倍!メーター振り切れてます!書き込みは2.5倍です。