オイル交換2023 z4 E86

前回交換から1年3ヶ月、4000kmの走行です。
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木製スロープに前輪を載せて蓋を外します。蓋のネジがちょとバカなのでテープで固定しています。
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ドレンプラグを外して廃油。今回もドレンプラグを受け止めることができず廃油の中へ。。。全敗中。
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排出中にフィルターも交換。
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オイルは今回もGulf GT40 5W-40。4000km走ってもオイルの雰囲気に変化はありません。優秀なオイルです。
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フィルターを外して掃除してドレンプラグを救出して掃除してワッシャー交換して元に戻します。
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新品に交換。純正フィルターは若干小さめ?嵌めるのに少し苦労しました。
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新油を6.5L入れて蓋を閉めて終了。廃油の処理箱に廃油を流し込みます。6.5L用なので良い具合ですが、吸いきれない分はダイソーの油吸収パッドで対応。
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今回も出ました謎のゴム片。去年よりも多いようです。
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今回は特徴的なものを見つけました。平らな表面に菱形の模様が入っています。そして緑のインクで印字されています。数字だとすると「23」「26」「28」「20」と読めそう。逆さにすると「27」「37」「87」「97」「07」。Vベルトによく似ていますがなんなのでしょう?部品の特定に役立ちそうですがどうでしょう。
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エンジンオイル漏れ その後 BMW Z4 E86

オイル漏れの原因と思われるオイルフォルターハウジングのガスケット交換修理エンジンルームの丸洗いを行って一ヶ月が経過したので点検します。

まずはオイルが溜まっていたインマニ下のエンジンブロックの窪み。乾涸びたオイルがこびりついています。エンジンルームの洗浄で落とせなかった汚れの残りのようです。新しい漏れはなさそう。ヘッドカバーガスケット周辺からの滲みも見当たりませんでした。
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エンジン正面のVANOSソレノイドコネクター周辺。こちらも新しい漏れはなさそうです。
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エキマニ側の前方周辺。ここは折れたボルトを交換して完了でしたが、なにやら湿っています。別の問題があるようです。要継続観察。
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オイルフィルターハウジングガスケット交換 Z4 E86 3.0Si N52

オイル漏れの修理です。
”エンジンブロックの助手席側にオイル漏れがある場合はオイルフィルターハウジングからの漏れの可能性が高い”、とのことです。たしかにエンジンの助手席側を見渡しても他にオイル漏れを起こしそうなところは見当たりません。ハウジングの繋ぎ目付近も汚れているのでガスケットを交換します。N52エンジンには様々な仕様があり、同じエンジンでも車種やグレードによって細かい部分に違いがあります。z4の場合はオイルフィルターハウジングにオイルクーラーが付いていますのでこちらのガスケットも交換します。
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必要工具

オイルフィルターハウジング用

E10ソケット(差し込み角6.35mm)
ユニバーサルジョイント(差し込み角6.35mm)
エクステンションバー150mm(差し込み角6.35mm)
※インマニ下のボルト用に差し込み角6.35mmが必須です。

オイルクーラー用

E12ソケット
10mmソケット(普通の六角)

その他

トルクレンチ
フックツール(ガスケットを引っ張り出します)
マイナスドライバー
トルクスレンチセット(T25、T40)
養生用の何か
スポイトか注射器大(クーラントを少し抜きます)
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準備

●ラジエーターカバーを外します。
●ファンを外します。
向かって左側のコネクターを外し右側の四角い箱をずらして外します。左側に+ネジが1本、右側は樹脂のピンが1本、それぞれ抜きます。上に引き出すとファンが外れます。
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●オイルクーラーカバーを外します。隙間がなく引き抜くのに難儀しますが、無理やりこじって引き抜きます。温めると引き抜きやすいです。
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●エクスパンションタンクのキャップを開けてクーラントを少し抜きます。500ml抜きましたがもう少し抜いた方が良さそうです。
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●養生。ベルト類やホース類をできる限り守ります。オルタネーターの保護は特に重要。
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●オイルフィルターを外します。ハウジング内に残ったオイルは中央の穴に流し込みます。(オイル交換と同時に行うと色々楽になりそうです)
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作業

オイルクーラーのボルト3本(E12)を外します。
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パカっと開くとガスケットが見えます。
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とりあえずガスケットを取り外します。結構硬いですが弾力も残っており崩壊するようなことはありませんでした。パーツクリーナーで軽く掃除して一旦放置します。
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フィルターハウジングの取り外しに取り掛かりますが、手前下側のボルトの取り外しが難関でした。このボルトにレンチをかけるためにはすぐ隣のクーラントホースを外す必要があります。普通の六角の10mmですので簡単に外せます。ホースのコネクターは樹脂なので割らないように丁寧に抉って引っこ抜きます(クーラントが少し漏れます)。
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これで下のボルトを取り外すことができます。締め付けトルクは22Nmですが、熱の影響なのか結構硬いです。アルミボルトなので慎重に力をかけて外します。次に最大の難関と思われるインマニ下のボルトです。事前に色々試した結果、差し込み角6.35mmのE10ソケット、ユニバーサルジョイント、エクステンションバー150mmの組み合わせで外すことができます。ただボルトが緩んでくると工具がインマニに干渉してしまうので途中からは指でボルトを回すことになります。
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最後は上部の簡単な1本です。ボルトの長さが全て違うので間違えないように印をつけておいた方が安全です。コネクターも忘れずに外します。金属のクリップはどこかに飛んでいきますので丁寧に外します。
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オイルクーラーを左にぐいっと追いやって空間を確保します。フィルターハウジングを外すとオイルが溢れるのでキッチンペーパー等を手元に用意しておくと素早く対応できます。ガスケットを取り除き、パーツクリーナーで掃除して新しいガスケットを嵌め込みます。
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ガスケットはちょっとお高めですがドイツのelring社製にしました。安い中国製は耐久性に疑問があります。面倒な作業を繰り返したくありません。
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ガスケットを嵌めたら逆の手順で組み上げます。
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フィルターハウジングの締め付けトルクは22Nmです。クーラントホースを戻します。オイルクーラーもガスケットを嵌めて戻します。こちらは16Nmです。オイルクーラーカバーは案の定取り付けできませんでした。オイルフィルターを戻します(25Nm)。ファンを戻します。抜いたクーラントを戻します。入らない場合は一度走行してクーラントを循環させてから翌日などに確認して入れます。作業時にもこぼれているので抜いた分よりも多く入れる必要はあります。オイル漏れの確認もしたいところですが、作業中にこぼれたオイルで結構汚れているので後日エンジンルームを洗浄してからの確認になります。

手が届く場所で両手が使える比較的簡単な作業ですが大仕事をした感じです。作業時間は準備含め3時間半程度かかりました。養生のやり方で悩みました。アンダーカバーはオイルとクーラントで凄いことになっています。後日外して洗浄します。

エンジンオイル交換2021 BMW z4 E86

年に一度のオイル交換です。今回は私にとってはかなり良い(高い)オイルにしてみました。ちょっと気になっていたGulfのGT40です。1缶¥5000です。良いオイルはいくらでもありますが、これくらいで十分だと思います。フィルターは買っておいたK&Nです。
gulf gt40
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作業はいつもと同じ。木製のスロープに前輪を乗せて車止めを後輪にかけて馬をフロントのジャッキポイント下の設置して準備完了。

オイルは下から抜きます。ドレンのボルトは17mm。
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抜いている間にフィルターも外して掃除。
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オイルは結構汚れているような。
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フィルターを交換。
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オイルは6.5L。
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廃油の処理はダイソーの油吸収パッドで。
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底に謎のゴム片が!!!エンジン内部から??こういうの困ります。
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オイル量はいつもきっちり計って入れていますが何故か1コマ足りない表示が。交換前からこの表示だったのでセンサーの不良の可能性もあります。とりあえずオイルの補充はしません。
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交換後の印象はさすが高いだけのことはあります。今までのオイルとは全く違う感じがします。エンジン音が静かになっただけでなく音の質が変わりました。高速走行もして400km程度走行しましたがいい状態は続いています。謎のゴム片が気になりますが今のところ異音も聞こえず問題なさそうです。

またオイル交換(緊急)

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9月のオイル交換で安物オイルを使用してしまったため激しいオイル漏れとエンジンの不調に見舞われてしまったためオイルを交換することにしました。オイルの漏れ止め剤も投入したのでもう少し走らないと勿体ないのですが、仕方ありません。

オイルはペール缶で購入してあるガルフの残りです。
安物オイルはサラサラなので抜けは良く交換は楽です。フィルターはまだ勿体ないので今回は交換しません。フィルターハウジング内のオイルも吸い取ります。
gulf oil
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排出したオイルはかなりサラサラでやはりちょっと異常です。600km程の走行ですが、汚れはあまりなく洗浄性能も低いような気がします。
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ガルフの5w−40を入れて終了。6.3L入れておきました。
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エンジンのざらつき感は収まっていませんが、滑らかに回る感じはします。暫く様子見です。

VANOSソレノイドのOリング交換 z4

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先日VANOSソレノイドの掃除をしました。その際オイル漏れを発見しましたのでOリング(ガスケット)を交換します。URO製のものが国内で¥800台で購入できます。
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面倒ですが作業効率を上げるためファンを外します。コネクターを引き抜き六角ボルトを外して本体を引っこ抜きます。oリングと根元のスペーサーのようなものを外して綺麗に拭きます。外気温は高くはないですがオイルは相変わらずサラサラです。新品を嵌めて元に戻します。新品ですので中々嵌ってくれませんが、ぐりぐりしながら押し込みます。元に戻して終了。簡単な作業です。
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なんだかアイドリングが静かになったような気がしますが恐らく気のせいでしょう。

VANOSソレノイドとカムシャフトセンサーの掃除 z4

燃費悪化の対策の一環としてソレノイドとカムシャフトセンサーの掃除をしてみました。不安定なアイドリングの解消になるそうですが、今のところ不安定ではありません。回転は600rpm程でやや低めの印象ではあります。


作業効率を上げるため邪魔なものを取り外します。ファンシュラウドです。ボンネットを開けカバーを外すとラジエーターとファンが目の前に見えます。左側のコネクターを外し、右側の四角い部品を取り外し左のボルトと右の樹脂のリベットを取り外します。慎重に引き抜くとファンシュラウドがごっそり外れます。


カムシャフトセンサー

広々したので作業がやり易くなりました。
まずは吸気側のカムシャフトセンサーです。E8のソケットと小型のラチェットを使います。ボルト1本ですので簡単です。
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コネクターはマイナスドライバー等で外します。オイルが付着していますが、それほど汚れているようには見えません。パーツクリーナーで簡単に汚れが落ちました。
camshaft
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ここのoリングが劣化してオイル漏れを起こすのが定番のようですが、目視では問題なさそうでした。元に戻して終了。排気側は手持ちの工具では外せそうにないので今回はやめておきました。見たところかなりオイルまみれになっているようです。
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VANOSソレノイド

2つ並んでいますが右が吸気、左が排気です。
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両方外してしまうとどっちのコネクターか判らなくなる可能性があるので片側ずつ行います。
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コネクターは針金を押し込みコネクターを引き抜きます。針金は外してはいけません。本体は普通の10mmの六角ボルトです。なぜここだけ普通の六角なのでしょう?ボルトを外して引き抜くと外れます。オイルが多少溢れるので何か敷いておいた方がよさそうです。こちらも然程汚れているようには見えません。
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9vの四角い電池に繋いで中身をペコペコさせながらパーツクリーナーで洗浄。
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汚れがこびり付いているようなことはありませんでした。元に戻します。排気側はオイルが漏れているようです。
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周りがオイルで汚れています。同じ手順で外して掃除をします。こちらも大した汚れではありませんでした。オイル漏れがあるようなので後日oリングを交換します。


ファンを元に戻して作業終了です。エンジンを掛けてみるとアイドリングはやや高めで若干不安定に上下しましたが、しばらくすると落ち着きました。それ以外の変化は感じられません。燃費が改善されればいいのですが。